SAMURAI -blog：有名な割に実銃は激レア VFC/UMAREX MP7A1 NAVY Gen.2 ガスブローバック (HKライセンス)

2023年09月23日

有名な割に実銃は激レア VFC/UMAREX MP7A1 NAVY Gen.2 ガスブローバック (HKライセンス)

こんちには！
ガスブロとMAGPUL大好きなSAMURAIスタッフMです。

MP7といえばMP5に次ぐH&Kの有名なサブマシンガンですよね。

数々の映画やゲーム等のメディア出演が多いMP7なので沢山流通しているメジャーなモデルと思いがちですが、実は欲しくてもほぼ手に入らない激レア銃であるのはご存じでしょうか?

本日紹介するのはそんなMP7のガスブローバックモデルです。

VFC / UMAREX MP7A1 NAVY Gen.2 ガスブローバック (HKライセンス)

VFC MP7A1 NAVY サムネ

VFC製のガスブローバックMP7A1 NAVYはH&K/UMAREXの正規ライセンスを取得しているリアル刻印かつリアルサイズとなっています。

なぜリアルサイズであるか言及しているかというと国内メーカーが販売しているガスブローバックMP7は実寸法よりも一回り小さいデフォルメサイズとなっているからです。

VFC MP7A1 NAVY 刻印

現状VFC以外で正規ライセンスを取得しているMP7のエアガンは存在していないので、ガスブロ―バックである点も踏まえて一番リアルなMP7のレプリカでしょう。

VFC MP7A1 NAVY 伸縮ストック

MP7の特徴的な伸縮ストックやフォールディングサイトはもちろん再現されており、折りたたみグリップがピカティニーレールに置き換わっている特殊部隊仕様のNAVYモデルを再現しています。

VFC MP7A1 NAVY リア

サイトは折りたたんだ状態、展開した状態のどちらでも狙うことができるようになっていますが、折りたたんだ状態だとフェイスガード無しでも低すぎて狙いにくいので緊急用として考えた方が良さそうですね。

VFC MP7A1 NAVY ハンドガード

MP7A1 NAVYとして販売されていますが、実銃ではピカティニーレール搭載モデルはMP7A2に該当します。

こちらはGen.2モデルとなっていますが、Gen.1モデルとの違いはアウターバレルが樹脂から金属に変更されているのとノズルの形状が変更されている点です。

見た目通り重量は約1.5kgと非常に軽量になっており、ブローバックエンジンはVFCのM4系と同じ機構を搭載しているのでパワフルなリコイルを味わうことができます。

VFC MP7A1 NAVY フロント

ホップはバレル上の穴に専用ツールを差し込むことで調整できるので分解の必要はありません。

VFC MP7A1 GBB マガジン

マガジンの装弾数は40発とガスブロにしては多めなので、その軽量さとコンパクトさもありサバゲーでとても使いやすいモデルです。

実銃の話を深堀していくと、最初に述べた通りこのMP7は有名でありながら欲しくても手に入れるのはとても困難な銃となっています。

銃の開発経緯についてはボディアーマーの発展に伴いMP5など9mm口径の銃が有効性を失いつつある中で、SMGサイズでありながらボディアーマーに対しても有効な銃の重要が高まった背景があります。

そこで開発されたのがP90やMP7といった、弾頭がライフル弾の様に鋭く貫通力に優れる弾薬を使用するPDW(Personal Defense Weapon)です。

P90も5.7㎜弾と小さい口径なのですが、MP7は4.6㎜とBB弾よりも更に小さい口径の弾薬を使用します。

VFC MP7A1 NAVY ストック展開

エアガンと同様にそのコンパクトさや反動の制御しやすさから現場では好評のMP7ですが入手が困難な理由としてはH&K特有の高コストかつ法執行機関や軍隊向けにしか販売していないからです。

MP5を含む軍隊や法執行機関向けに開発される銃器の多くはフルオート機構を排除したり機能を削減してコストダウンした民間仕様が販売されることが多いのですが、MP7には民間仕様が存在しません。

そのため入手できるのはフルオート機構を搭載したMP7しかないのですが、そのお値段は日本円で約500万円ほどで取引されています。

そもそも1986年以降に生産されたフルオート機構を持つ銃を所持するには特殊なライセンスを所持した事業者でなくてはいけないのでハードルはものすごく高いです。

MP7の生産数自体が少ないもの入手性の低さに拍車をかけていますね。

なので実物をお目にかかる事さえ困難なMP7を忠実に再現したVFC製のMP7で悦に浸りましょう。

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ぜひご検討ください。