2025年02月20日
10万円Overは過去の話! 電磁弁ライフルの革命児 ARES × AMOEBA AR308シリーズ HPAライフル
こんちには!
ガスブロとMAGPUL大好きなSAMURAIスタッフMです。
2024年に台湾で開催された世界最大規模のエアソフトガンエキシビション「MOA」にて発表されていたARES製のHPAライフルがついに登場です!!!
今までのHPAメカボックス搭載エアガンを遥かに下回る価格が魅力のARES製HPAライフルは、選択肢が少なく高級品であった電子トリガーの登場から標準搭載するのが当たり前のように普及するまでの流れを思い出させてくれますね。
そんな記念すべきARES製HPAライフルの第一弾、そして電磁弁にまだ馴染みのない方も多いと思うので電磁弁の魅力について紹介していきます。
ARES × AMOEBA AR308シリーズ HPAライフル 【ガンケース付き】

HPAシリーズ第一弾のベースとなったのがAR10/SR25をモチーフにARESとAMOEBAのクロスオーバモデルであるAR308シリーズ。
一般的なAR15で使用される5.56mmマガジンよりも一回り大きく存在感のある7.62mm(.308)マガジンが目を引くAR308は、ショート、ミドル、ロングの3つのサイズバリエーションがあります。
第一弾でARES製電動ガンの中でもハイエンドモデルのAR308がいきなり選ばれるのは予想外でした。

こちらのAR308シリーズはセレクター、マガジンキャッチ、ボルトストップレバーが左右から操作できるアンビ仕様のレシーバーで、そのレシーバーに合わせてアンビ仕様のHPAメカボックス「ARES HEB-002 V2」を搭載。
HPAメカボックスにはARES製電動ガンでお馴染みの電子制御システムE.F.S.Cをベースとした新型電子制御基板が採用されており、電磁弁の特性と相まって非常にキレの良い射撃を可能とします。

パワーソースであるガスのを供給するためのウレタンホースと、電子制御基板の電力源となるバッテリーを繋ぐためのXT30コネクタ仕様のケーブルがグリップから露出しています。
電子制御基板はトリガーと連動してガスの流入を制御するためのものなのでバッテリー容量の要求値はとても低く、コンパクトサイズのバッテリーであればグリップ内に収めることも可能です。
パワーソースとしてはガス、CO2、高圧縮空気(HPA)に対応しており、国内で広く流通しているサンプロジェクト製レギュレーター(CO2/0.5MPa)が推奨となっています。
サンプロレギュレーターといえば外部ソースの使用が許可されているサバゲーフィールドで指定されることの多いレギュレーターなので、HPAの能力を最大限に活かせるサバゲーへの投入も余裕です(もちろんレギュレーションは要確認)。

但し純正のHPAコネクターはUS規格の物となっているので、対応するカプラーを別途用意して頂く必要がある点には要注意です。
当店のサンプル品で初速を計測してみたところ0.2gで平均80m/sで安定していました(サンプロレギュレーター+74gグリーンガス使用)。
もちろん環境や個体差によって初速の変動は発生しますが、海外製エアガンにありがちな攻めた初速ではなくインドアでも安心して使用できる優しめのセッティングとなっているようです。

セミオート、フルオートの切り替えも可能で、通常のAEGモデルよりも軽量であるにも関わらずほぼ無反動で静音性が極めて高い、かつ安定した射撃性能も有する。
まさにサバゲーでの理想のエアガンというわけです。
第一弾のAR308はサイズを選べるのはもちろん、フラットトップレールにM-LOKスロットといまどきのライフルらしい拡張性も有しているのでユーザー好みのスタイルを実現しやすいのではないでしょうか。

高級感あふれるブロンズカラーでハンドガード、レシーバーが統一されており、ハンドガードはCNC削り出しで成形されています。

フラッシュハイダーはスチール製でこれまた高品質、ストックもバレルレングスに応じて最適なものが採用されており各部にこだわりが見受けられます。

AEG版のAR308と同様に専用の樹脂製ガンケースに収納されており、本来はスコープやバイポッド用のくぼみにレギュレーターやガスボンベを収めてそのまま持ち運ぶこともできます。
ハイエンドモデルベースのHPAライフルとのことで10万円は余裕で超えそうな内容ですが、10万円以下で購入出来てしまうのがARES製HPAの最大の魅力。

しかもこちらのAR308シリーズに関してはARES製HPAライフルの発売を記念した特別価格で通常よりもお安くお求めいただけます!
ただし特別価格でのご提供は数量限定となっていますのでご注意ください。
・ARES × AMOEBA AR308S HPAライフルの商品詳細はこちら
・ARES × AMOEBA AR308M HPAライフルの商品詳細はこちら
・ARES × AMOEBA AR308L HPAライフルの商品詳細はこちら
そもそも電磁弁とは?
まだまだ電磁弁(HPA)に馴染みのない方も多いと思います、かくいうスタッフMも存在こそ知っていますが仕組みについては何となくしか把握していませんでした。
当店初となる電磁弁エアガンの取り扱い開始ということで、電磁弁の仕組みやメリット/デメリットについても紹介していきます。
いわゆる外部ソースや電磁弁についてですが、ガン本体とは別に外部からパワーソース(ガス・圧縮空気)が供給されて作動するカテゴリーのエアガンとなります。
パワーソースをホースで繋ぐ必要がある点こそ同じですが電磁弁は少し違います。
単純な外部ソースは、ガスブローバックで一般的に使用される温度変化による圧力差が大きいフロンガスの代わりに、
安定した圧力を維持できるCO2やHPA(高圧縮空気)などをパワーソースとして利用し、ガスガンの安定した作動をさせるのが目的となります。
電磁弁は、パワーソースこそ共通して外部から供給を受けるものの、
電動ガンなどの既存のプラットフォームに電気的に制御されたソレノイドバルブを利用した発射機構を組み込み、
静粛性、射撃安定性に優れた射撃を行う事を目的としたものとなります。
また、トリガーと連動してガスの放出を制御するための電気的な制御装置を搭載する為、
その装置が作動する為に電力を供給するためのバッテリーが別途必要になります。
心臓となるメカニズムは入れ替わりますが、その他のパーツは基本的にそのまま活用できるため、チャンバー周りのカスタムパーツやマガジンがそのまま使用できます。
電磁弁のメリットとしては反動が殆どない点、そしてギア音やピストンの打撃音などの作動音が殆どない点が挙げられます。
レスポンスはHPAメカボックスの性能にも左右されますが、可動部が電動用のメカボックスよりも少なく電子制御基板を用いているためとても優秀です。
HPA(高圧縮空気)やCO2をパワーソースとすることでガスの温度変化による初速の安定性が失われることが無く、外部ソースを含めたガスブロと異なりガスはBB弾の発射にのみ活用されるので燃費も良好。
(厳密にいえばノズルを含む可動部の作動はガスの圧力によって制御されています。)
レスポンスに優れて反動が無く発射音が静か、まさにサバゲーに最適なエアガンです。
デメリットとしてはレギュレーターなどを揃える必要があるため初期投資を必要とする点、ホースを通じてガスを供給するため外観を損なってしまう点が挙げられます。
しかしガスブロ用のマガジンよりも電動ガン用のマガジンの方が遥かに安く、装弾数の幅も広いので総コストという面で見ればそれほど差はないかもしれません。
しかもレギュレーターも対応さえしていればほかのHPAライフルでも活用できるので、予めレギュレーターを所有していれば新しく買う必要もありません。
近年は外部ソースの使用を許可もしくは解禁しているサバゲーフィールドも増えており、ARES製HPAライフルの様にリーズナブルなモデルの普及に合わせて今後の発展に期待ができるエアガンの新たな選択肢といえるのではないでしょうか。
ぜひご検討ください。

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